DOBOT(ドボット、ドゥボット)とは?運営会社、特徴、どこで買える?解説記事

  1. DOBOT(ドボット・ドゥボット)について
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こんにちは。フレアオリジナル代表の田中です。
一昔前は自動機のほとんどが産業用ロボットでしたが、技術力の向上や時代の変化と共に協働ロボットに切り替える事業者さんも増えてきたのではないかと思います。
そんな協働ロボットの中でも、低コスト、導入ハードルの低さ、最先端の技術を詰め込んだことで注目されているのが協働ロボットメーカーであるDOBOT(ドゥボット。ドボットと呼ぶ方も多いですね)です。
今回はそんなDOBOT(ドボット、ドゥボット)についてを解説していきます。

PCの中から飛び出した仮想空間の手と人間の手が握手をしている写真

DOBOT(ドボット、ドゥボット)は中国のロボット開発メーカー

まずDOBOT(ドボット、ドゥボット)は2015年に創業した中国の協働用ロボット開発メーカーです。
感知とインタラクションを統合する、新しいロボットアームを用いた協働ロボットの開発を行っています。
近年中国は世界の中でもとしてもトップレベルの技術力を誇っており、世界に大きな影響を与えていることは明白で、数々の国際的なデザイン賞を受賞しており、性能はもちろんデザイン性も高いことがわかります。
「ユニコーン企業」と呼ばれる企業の評価額が10億ドル(日本円でおおよそ1,100億円)を超える未上場のスタートアップ企業も数多く生まれています。

世界に影響を与えている中国系Teck企業 BATH(※下記参照)

  • 【Baidu(百度:バイドゥ)】
  • 【Alibaba(阿里巴巴:アリババ)】
  • 【Tencent(騰訊:テンセント)】
  • 【Huawei(華為:ファーウェイ)】

私たちの生活をより良くしているサービスやアプリが、実は中国の会社が運営しているということも珍しくありませんし、近い将来、DOBOT(ドボット、ドゥボット)もそうなる可能性が高いでしょう。

DOBOT(ドボット、ドゥボット)の実績

DOBOT(ドボット、ドゥボット)は、製造業、農・商業、STEAM教育向け、あらゆる業界・分野において世界中で豊富な導入実績を持ちます。 過去三年間、中国国内からの海外へのロボット出荷台数、シェア率は1位であり、世界のユーザー数200,000を超え、国で数えても140を超えています。 中には、先ほどのBATHにも数えられたTencent、Alibabaであったり、GAFAのGoogle、日本だとTOYOTA、SONYなどに納入されています。

  • Tencent
  • Alibaba
  • Google
  • HUAWEI
  • OPPO
  • Xiaomi
  • SAMSUNG
  • SONY
  • Panasonig
  • BOSE
  • Mercedes-Benz
  • TOYOTA
  • LP
  • volkswagen

DOBOT(ドボット、ドゥボット)の特徴

DOBOT(ドボット、ドゥボット)には、従来の産業用ロボットと比べても、他の協働ロボットと比べても優れている点がいくつかあります。

特徴① 使いやすさ

通常、現場にロボットを導入する際は専門技術を持ったエンジニアが時間をかけて動作試験までを行い導入する必要があります。 しかし、DOBOT(ドボット、ドゥボット)にはそれが必要ありません。型式にもよりますが、最短で20分で設置、1時間あれば使用準備が完了します。 また、産業用ロボットと違い簡単に機械の移動や持ち運びができることも特徴です。

特徴② 拡張性

様々な動作に対応するため、豊かなIO及び通信インターフェースを備えているため、簡単に目的に合わせた拡張を行うことができます。 (具体的な拡張装置をお知りになりたい方は一度お問合せください。) 限定的な用途に限られず幅広い現場で活用されています。

  • 自動車
  • 3C製品
  • 化学工業
  • 医療
  • 半導体
  • 小売

SDKでの二次開発

SDF開発パッケージなどの豊富なアプリケーションテクノロジーも提供しており、産業・商業など場面にあわせたを開発行うことができます。 対応言語、フレームワークは以下の通りです。

  • C
  • C++
  • C#
  • Python
  • ROS
  • Matlab
  • LabView
  • Android

特徴③ 安全性

DOBOT(ドボット、ドゥボット)の最大の特徴とも言える安全性。DOBOT SafeSkin(フレキシブルセーフティスキン)は、協働ロボット用にDOBOT(ドボット、ドゥボット)のテクノロジーが結集されています。
従来の協働ロボットの衝突検出機能とは異なり、事前に衝突を検知する技術を有しています。
衝突を感知して動作が停止するのは、世界初の技術、機能でありDOBOT(ドボット、ドゥボット)にしか備わっていません。

シリコンクッションウェアラブルデザイン

DOBOT(ドボット、ドゥボット)の協働ロボットでは、非接触式安全機能を実現するため、業界初であるクッション性のあるシリコン素材を採用しています。金属、プラスチックなどの材料に比べ衝突時の衝撃が少なく、メンテナンスも容易です。

長距離空間検知

DOBOT(ドボット、ドゥボット)の安全機能は、衝突してから止まるのではなく、衝突する前15cmで止まります。そのため、作業者の怪我や事故を最小限に抑えることができます。

高感度・高速応答

0.01秒以内の高速な判断と応答で、人間とマシンの両方で行う作業効率を最適化します。

干渉防止と安定動作

シールド技術により、作業現場での干渉源に抵抗し、ロボットの安定動作のための環境を自身で作り上げます。

全方位の安全確保

布、プラスチック、手袋などの遮断物、光源条件の影響を受けずに、あらゆる面で安全性を確保しています。

迅速な設置が可能

人間工学に基づいてデザインを採用しているため、操作しやすく、設置、使用までを直感的に行うことができます。

ロボット性能を保証

使用中にロボットの性能低下が起こることはほぼ発生しません。

制御ソフトウェア

DOBOT SCStudio

DOBOT SCStudioは、Windows対応制御ソフトウェアです。ユーザーによる二次開発が必要な場合はここから開発が行えます。
機械構造の様々な運動学アルゴリズムを提供し、組み込みの仮想シミュレーションも可能なため、迅速な導入が実現できます。

CRStudio

モバイル端末から行うことのできる、制御ソフトウェアです。直感的で使いやすく、プログラミングの知識がなくても使用することができます。
また、ロボットプログラミングの経験があるユーザー向けに、スクリプトを書くことも可能です。

特徴④ 短納期

現在他社メーカーの納期が3ヵ月や半年以上になるのがあるようですが、DOBOT(ドボット、ドゥボット)は早いです!
DOBOT(ドボット、ドゥボット)CRシリーズ2022年3月~6月実績でなんと3週間~4週間でした。モデルによって多少日数変わりますが、ほぼ1ヶ月以内の納入が可能です。

特徴⑤価格の安さ

ここまでDOBOT(ドボット、ドゥボット)の特徴をたくさん綴ってきましたが、まだまだ大きな特徴は残っています。
それは、金額が50%ほど従来の協働用ロボットよりも安いことです。海外メーカーなので日本での導入実績は多くありません。ただ、それを差し引いても機能に見合っていない低コストで購入することが可能です。

技術者目線から見たDOBOT(ドボット、ドゥボット)

従来は早い=産業ロボット、高くて遅い=協働ロボットというイメージだったのに対し、DOBOT(ドボット、ドゥボット)は、安く早く精度よく扱いやすいという特徴があり、繰り返し誤差も型式によっては、産業用ロボットに近い±0.02mmで収まっています。
また、これまでは滑らかな動き、曲線的動きを実現するのに、熟練されたティーチングやCADデータを取り込んで高価なシュミレータを使って軌跡生成したりと大量の時間とお金がかかりましたが、DOBOT(ドボット、ドゥボット)は動作記憶機能を使うことにより、ロボットアームを手で動かすことでその動き(軌跡)を記憶することができます。
思い描く動きをロボットアームを動かして動作を記憶させればいいのです。
結論、DOBOT(ドボット、ドゥボット)は安いだけじゃなく、速度と精度・機能も優れた扱いやすい協働ロボットです。


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経験豊富な技術スタッフが在籍しておりますので、ロボット化の検討段階から先端ツールなどの細かいアドバイス
運用後のサポートも充実しております。

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